わが家の長男は2歳の時に軽度知的障害ありの自閉症スペクトラム症だと診断されました。
4年制の幼稚園に入園し、現在も楽しく通っています♡
その際に私が保健師さんに教えていただいた幼稚園の選び方をご紹介します。

幼稚園・保育園選びでお悩みの方は要チェックです♪
発達の遅れが気になる子どもの園選びはとても重要!
子どもの発達レベルに合わせた園選びはとても重要です。
発達ゆっくりさんたちは、予想外の行動をしがちですよね。
子どもの特性を理解されなかった場合、せっかく入園をしても
このような状態が続いてしまい、自尊心が傷つき、自己肯定感の低下によるうつ症状などの二次障がいが生じてしまうかもしれません。
子どもにとってはじめての集団生活の場である幼稚園は、家と同じぐらいに長く過ごす場所でもあります。
子どもの特性を理解して受け入れてくれる園を探すことは、二次障がいを避けるためにもとても大切なんです。
保健師さん直伝!失敗したくない園選びの5つのポイント

私が園選びの際にチェックしたポイントは下記の5つです。
幼稚園と療育機関との連携があるか
相談をしている保健センターなどの療育機関と幼稚園・保育園の連携は大切です。
保健師さんや有資格者の巡回・相談などの環境は地域によってかなりの差があります。
地域の幼稚園を巡回をして、先生方から園児の様子を聞いたり、先生方から対応に困ったときの相談を受けたりできる環境が整っていると安心です。
障害への理解はあるか?受け入れ可能か?
発達障害やグレーゾーンの子どもたちはこだわりやかんしゃく、多動、落ち着きのなさなど、いろいろな特性があります。
「発達面の心配ごとを先生方に知られたくない」と思われる親御さんもいるかもしれません。
でも、隠すことで1番困るのは子ども本人です。
もし発達障害やグレーゾンへの理解がない園に入園させてしまうと、先生方も手探り状態になってしまい、お互いにしんどくなってしまうかもしれません。
加配制度を使えるか?
発達障害の有無に関わらず、加配をつけてもらえる場合もあります。
入園時は必要がなくても、後に加配を希望する場合もあるかもしれません。
園や区役所の判断が必要になる場合もあるので、事前に確認しておきたいですね。
お弁当やアレルギー対応はあるか
発達障害児は食へのこだわりが強い場合もあります。
アレルギーの配慮がある園は増えていますが、最近ではお弁当や給食の園も増えています。
お弁当の際にはどのような配慮が可能になるか、確認しておきましょう。
お勉強系か、伸び伸び系か?
園によって教育方針は様々です。
英語、鉛筆、太鼓、武道、絵画、ダンスなど、その幼稚園ならではの課外活動に力を入れている園もたくさんあります。
あまりにもレベルが高いと、子どもが馴染めずに苦労をする場合も。
事前に見学や体験入園などに参加し、園の雰囲気を体感しておきましょう。
気になることはどんどん確認しておこう!
説明会で実際に合った質問例
通常の園選びで気になるポイントは、発達ゆっくりさんの園選びでも同じく重要です。
気になることは事前にしっかり確認しておきましょう。
園選びの際に園側に伝えておくべき2つの内容と注意点

幼稚園にはどこまで話せば良いの?
保健師さんに教えていただいた幼稚園側に伝えておくべきポイントをご紹介します。
これらがうまく伝われば大丈夫!とのこと。
私が住んでいる地域では「診断名を伝える必要はない」と言われましたが、他の地域のママ友では診断が下りている場合は申告必須の地域もあるそうです。
不安な場合は、まずは地域の保健師さんに相談をしましょう。
私の場合、

「一歳半検診で発語がなくて引っかかり、いまもおしゃべりが苦手でで落ち着きがないように感じます。
●●療育センターで週1回の療育に通いながらこちらの園に入園することは可能でしょうか?」
と伝えました。
ネットを見ていると「入園を拒否された」などの悲しいワードも出てきます。
ですが、親子に親身になってくれない園とはご縁がなくて正解です!!
周辺環境やママ友からの口コミだけに捉われず、お子様に寄り添ってくれる園を見つけてあげたいですね。
発達ゆっくりさんの園選びのポイントまとめ

発達ゆっくりさんの園選びのポイントをまとめました。
子どもの特性に合わせた対応が可能な園選びは、子どもの二次障がいを避けるためにもとても大切です。
わが家の息子は幼稚園に通ったことで発語も増え、お友達との関わりも上手になり、別人のようにすくすく成長してくれています( ˊᵕˋ )♡
「幼稚園がたのしい!」と、満面の笑みで言ってくれる息子を見ると、「この幼稚園で良かった!」と本当に毎日思えます。
幼稚園には感謝しかありません。
これを読んでくださっている方が、親子が楽しく通える幼稚園を見つけられることを願っています。
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